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Tea-break・・・矢部院長からのちょっといい話

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○ 2005年8月 「魚の骨がのどにひっかかってししまった!どうしよう!!」

・・・ご安心ください。耳鼻咽喉科に相談してください。

夏と言えばウナギ!という方、御注意下さい。土用の丑の日の前後にたべるウナギの蒲焼きは確かに魅力的ですが、忘れてはいけない点が1つあります

そう「骨」です!
ウナギは骨をつけたまま食べます。細いので可能なのですが、注意しないとのどに骨がささってしまうことがあります。ウナギやアジなどの細い骨は扁桃(へんとう)などの小さな穴に入り込んでしまうことがあります。

また、タイ・ブリ・サケなど比較的大きな魚の骨はのどの奥の食道の入り口にひっかかることが多いと言われています。

扁桃(へんとう)に小さな骨がひっかかった場合は、扁桃(へんとう)の穴から少し頭を出した状態なので、ご飯を丸のみにするとその頭がひっかかって骨が抜ける場合もあります。一方奥にささった大きな骨はご飯をのみこむとかえって骨を奥に深くさしこんでしまうこともあり危険です。

いずれにせよ、「骨がささったかな?」と思ったら耳鼻咽喉科医に相談して下さい。全然恥ずかしくなんかありませんよ!

逆に「骨」をとろうとしてあわてて自分の指を口やのどに入れることはしないでください。つめで新たに傷をつけないとも限りません。

Onepoint・・・骨をのどにひっかけないようにするには、お魚を食べるときは食べることに集中することです。会話に夢中になる、テレビに気をとられながら食べるなどが「しまった!!」の原因になります。

夏の味覚のウナギはせかせかしないでゆったり味わった方がおいしいですし、安全です。

もしも「あれ、ささっちゃったかな?」という場合は早めに耳鼻咽喉科医にご相談下さい。

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